ワタシねえ、本が大好きです。 お金があれば、本を買って読んでます。 ビジネス書、成功哲学の本も、けっこう読んできました。 それぞれ、書いてることが違うんです。似たことを書いてる人もいるけど、色々読めば読むほど、翻弄されるんです。
今日はコッチ、明日はアッチって、ワケわかんなくなります。
成功者って呼ばれてる人の本を読んだり、セミナーに出たりしてると、まるで違う人種みたいに思うときがあります。 とてもココロに響くことばを書いてたり、見たこともないようなお金を稼いだり、たくさんの人たちに尊敬されたりしています。
でもやっぱり、同じ人間です。
人格が優れているワケでもありません。 色んな人がいます。
「人を大事にしよう」 「応援していれば、成功できる」 「志を高く持とう」 「いつも感謝をしよう」
色々いわれますが、正論すぎて、そりゃそうだ、見習おう。ぐらいしか言えません。
じゃあ、実際に、これら「全て」を実践している人が、成功しているのかといえば、そうじゃない。こういったことを行動にしている「やさしい人たち」は、言われなくてもそうしている。
成功者と呼ばれる人たちは、自己中心的な人が多い。パワフルで、声が大きくて、人よりぬきんでたがる。
やさしい人たちは、他人のことを考え、声が小さく、人を優先したがる。
まるっきり、正反対なのだ。
成功者は、「人を大事にしたほうがいいな・・・」と感じる場面に、よくであう。 優しい人は、「もっと自己主張しなくちゃ・・・」と感じる場面に、よく出会う。
学ぶ場所が、最初から違うのだ。
自己が強い成功者の学びは、「人を大事にすること」かもしれない。 人にやさしい人の学びは、「自分を大事にすること」かもしれない。
その人によって、まったく学びが正反対になる。 そのどちらも正しい。正反対の答えが、人によって正解になる。
本より、誰かのことばより、 経験を、悲しみを、喜びを、魂の旋律を、信じる。
自分を信じるって、そういうことかもしれない。
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